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ダイヤモンド [一日一石]

「ダイヤモンド」

炭素の共有結合からなる非常に硬い、宝石の王様。

征服できない、懐かない、不屈などの意味を持つadamas(アダマス)という単語が語源と言われている。


日本名「金剛石」

金属のごとき硬さで、壊れにくいという意味。


産地としては、オーストラリア、ボツワナ共和国が有名。古くはインドも有名であった。

パワーストーンとしては4月の誕生石とされ、心を強く、器を大きくする力、予言の力、魔除けの力があるとされている。

石の意味は「永遠の絆、純潔」「頑ななもの」

美しく、硬いダイヤモンドの性質がそのまま表現されています。

永遠の絆の証として、婚約指輪として贈るのは王道となっていますよね。

さすが宝石の王様!

ローマでは、太陽の神の石とされ、左手の薬指にはめると、愛をつかさどる心臓につながり、永遠不変の愛を守るという言い伝えがあり、婚約指輪の始まりはこれだと言われています。


しかし、きれいなバラには棘がある。

歴史上の美女には暗い話がつきものである。

同じようにダイヤモンドにも黒い歴史があり、持ち主に不幸を招く、「毒である」と言われていた時代もあった。

美しいものはいつの時代も争いを生む力を持っているのでしょうね。



ダイヤモンドの価値

ダイヤモンドは4Cと呼ばれる4つの評価方法で価値が決まります。

1、「カラット」…重さを表します。重いほうが高価です。1カラット0,2グラム。

2、「カラー」…色です。無色透明なものほ価値があるとされています。
         しかし、ピンクやブルーなどの希少な色はさらなる価値があります。

3、「クラリティー」…透明度です。
            内部に傷がなく、不純物を含まないものは、フローレスと呼ばれ大変貴重です。

4、「カット」…石の切り方です。1,2,3に大きく影響を及ぼします。




カットの種類

●ブリリアントカット
 ダイヤモンドの輝きが増し、虹色を生み出すカット。

・ラウンドブリリアンカット…エンゲージリングによく使われる、最もオーソドックスなカットです。
                 ダイヤモンドの魅力を最大限に引き出す58面体のカットです。

・オパールカット…ブリリアンカットの楕円形カット。

・ハートシェイプ…ハート型のカットです。原石に左右されること、無駄が多いことから高価です。

・ペアカット…洋ナシをかたどったカット。洋ナシというより涙型。

・マーキースシェイプ…楕円の両側がとがったようなカット。


●ステップカット
 すべての面が外周(ガードル)と平行にステップ状に付けられています。
 原石の質が求められるカットです。

・エメラルドカット…エメラルドによく使われる長方形状のカット。上品。

・テーパー…脇石、飾り石に使われる。

・スクエア…同上。

・バゲット…同上。


●プリンセスカット
 比較的近年生み出されたカット。ステップカットとブリリアントカットを組み合わせた様なカットで、美しい。



ダイヤモンドのお手入れ

ダイヤモンドは油になじみやすいため、アクセサリーとして使っていると皮脂などにより輝きが失われます。

その場合は中性洗剤などできれいに洗ってあげましょう。

ダイヤモンドは水をはじき、また極めて変性しづらいので、安心してお手入れできます。

さらに、月や太陽の光に当て、パワーストーンとしての力を補充するのもいいでしょう。



ダイヤモンド豆知識を少し。

「カナリン」って知ってますか??

史上最大のダイヤモンドの原石として、カナリンさんの鉱山から採掘されたことで有名ですよね。

なんと3106カラット(約612g)です!!

このカナリンは、採掘翌年に鉱山のあったトランスバール州政府に買い取られ、イギリスのエドワード7世の66歳誕生日プレゼントになりました。

うらやましい!!

その後、9個の大きな石と96個の小さな石分割されたのですが←もったいない!!

9個の石はカナリン1世~9世と名付けられ、すべてがイギリス王家のものとなっています。

その中のカナリン1世はペアカットを施され、世界最大のカットダイヤモンドとして有名です。

現在最大のカットダイヤモンドはゴールデンジュビリーと言われるダイヤモンドなのですが、これは純度が低く、いまだにカナリンの名は廃れることなく輝いています。


今回はダイヤモンドについて簡単に書かせてもらいました(^^)


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